あっという間に2009年も10日経とうとしている。

いつからか、私は年が変わることがあまり特別に感じなくなって、
12月31日と1月1日にはすき間なんて無いのだから、
今日と明日で、昨日と今日っていう毎日の続きなのに、
どう特別に意識しようがあるのだろう、
なんて考えるようになった。

でも一年という区切りがあるというのは目安になるし、
それを期にまた次の一年間の目標や予定を立てたり、
大切な分け目。
日にちがなけりゃ、なんとなーく季節がめぐって、
歳が無いからなんとなーく老けていくのだもの。
そんなの、何だかぼんやりとした世界で締まりが無く感じる。

年月日があるおかげで、
ちゃんと私は今年も23歳になった。
23歳のイメージ。
もういい大人の歳だなー。
でも自分は…。
私がこの一年にやりたいことは?
どんなふうでありたいかなー…などなど考えることができる。


年月日、それは数字で、
こう考えると数字ってとても便利だな!なんてとこまで考えだした。


数字といえば小川洋子の『博士の愛した数式』。

特別な思い入れがあるわけではないし、
お話もだいぶ忘れたけれど、
数字を愛おしく思えるのは素敵なことだなぁと思った。

私が大好きでしこたま読んでいるのは『ちびまる子ちゃん』の3巻、4巻だとか、
私が行ったことの無い所に住む友達からの手紙にある番地の数字とか、
数字が引き寄せるものってあるのですね。

うん、そうだ!
だから今年も2009年になったってことをしっかり噛み締めて過ごそうと思い直そう。

でもでもやっぱり、
12月31日から1月1日になるのはとてもとても簡単だった。


ところで私は今日卒業試験の成績表を頂き、
無事大学を卒業できることがわかった。
これも単位やテストの点という数字があるおかげで、
確実なものとして実感できたんだ。
単位さまさま。


さて、実はまだ就職先が決まっていない私。
これまでのんびりしてきたツケ。
今日はカウコンのうちわを買ってきたし(かめちゃんきゃわわわわ)、
いっちょやってみっか。